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「相川豪雨」を経験した保坂さん特別授業 「災害は忘れたころに」児童らに備え訴え

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 甲府市立相川小(古府中町)で19日、昭和41年の「相川豪雨」を経験した同市上積翠寺町の元県職員、保坂敬夫さん(81)の特別授業が行われた。

 保坂さんはスクリーンに被害を記録した写真を映し、「ほとんどが木製だった相川の橋は壊れて流され、市街地の橋のたもとに集まった。今の平和通り付近まで洪水の被害を受けた」と当時を振り返った。

 さらに「災害は忘れたころにやってくる。山梨県では明治40年にも土砂災害が起きた。50~60年ごとに大きな災害が起こる可能性がある」と備えを訴えた。4年生67人がメモに取りながら、真剣に聞き入った。

 特別授業は、市が地域の歴史を後世に語り伝えるため実施した。

 昭和41年7月22日の「相川豪雨」は、相川地区で約2時間に200ミリの降雨量を記録。土石流が発生し、死者1人、負傷者57人を出した。1486戸が床上浸水、1万2801戸が床下浸水した。

 授業を受けた遠藤叶さんは「自然の力は怖い。昔の住民が災害を乗り越え、工夫をしてくれたから今の私たちがいると感謝しています」と話した。

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