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仙台交番事件で警察葬 「正義感の強い男だった」 参列者、殉職の巡査長惜しむ

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 〈宮城〉「正義感の強い男だった」-。今年9月に仙台東署東仙台交番(仙台市宮城野区)で清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長(33)=警部補に2階級特進=が、元大学生の男(21)に刺殺された事件。事件発生からちょうど3カ月となった19日に執り行われた清野巡査長の警察葬では参列者がその人柄をしのび、殉職を惜しんだ。清野巡査長の妻は1歳になる双子の娘をしっかりと抱き、追悼の言葉に時折涙していた。

 「日々献身的に業務に励み、地域住民からの人望も厚かった。正義感が強く警察官の鑑(かがみ)。県政を預かる者として地域安全活動を推進する」

 参列した村井嘉浩知事は登壇し、こう述べた。

 清野巡査長と警察学校の同期生で仙台南署の木伏(きぶし)俊介巡査長は「名前を呼べば今でも頼もしい声で返事が返ってくる気がしてならない。同期生は固い絆で結ばれている」と弔辞を読んだ。

 警察学校では副総代を務めていたという清野巡査長。ときに厳しく、ときにユーモアを交えて同期生を鼓舞し、同期生の悩みの相談にも真剣に耳を傾けていたという。

 警察葬の後、取材に応じた木伏巡査長は「正義感の強い男だった。地域への被害を身体を張って守った。清野巡査長の意志は生き続けている。一緒に宮城の平和を守っていく」と自らにも言い聞かせるように語った。

 県警本部の千葉泰忍(たいにん)地域部長も取材に対し、「清野巡査長の遺志を受け継ぎ、語り継いでいくこと、二度と殉職事件がないよう再犯防止に努めることを遺影の前で誓った。自分の身を挺して、住民への被害を防いだ。素晴らしい警察官だった」と語った。

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