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環境省、焼却灰の処理施設公開 震災がれき、除染廃棄物対象 福島

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 環境省は18日、来年1月から試験稼働する楢葉町の廃棄物焼却灰処理施設を地元住民約20人に公開した。

 施設は東京電力福島第2原発近くに立地しており、県内で出た東日本大震災のがれきや、除染作業による廃棄物の焼却灰をセメントと混合し、約1メートル四方の立方体にして固める作業を行う。

 住民にはこの日、施設内にある灰を破砕する設備や、セメントと混合する機械、全体を管理する中央制御室など、一連の作業場所が公開され、環境省の担当者が安全対策などについて説明した。

 これまで環境省は、焼却灰をそのまま埋め立てた場合、雨水などを通して放射性セシウムが溶け出る可能性が懸念されることから、県内約30カ所に仮置きするなどしていた。

 しかし、その量が昨年6月時点で約8万3千トンに達し、保管場所が逼迫(ひっぱく)していることを受け、来年1月にはこの施設で試験的な処理に入り、成果を見極めた上で同3月にも本格稼働させる。

 1日最大120トンの処理が可能で、平成35年9月までに作業を完了させる方針だ。固形物は最終的には富岡町の埋め立て施設で処分される。

 施設が立地する同町波倉行政区の大和田正博区長は視察を終え、「安心して暮らせる街づくりができたと思う。事故がないよう、スムーズに作業をやってほしい」と話した。

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