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文武両道の手本は戦前から スポーツで振り返る京大の歩み企画展

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 スポーツを通じて戦前や戦時中の京都大の歩みを振り返る企画展「京都帝国大学と学生スポーツ」が、京大百周年時計台記念館1階の歴史展示室(京都市左京区)で開かれている。来年2月3日まで。

 企画展では明治32(1899)年に京大で初めて開かれた陸上運動大会や、戦前に始まった東京大との対抗戦「東西対抗戦」で陸上競技の種目に真剣に取り組む学生らの写真などを展示している。

 ほかにも、日中戦争が開戦して以降、強い兵士を養成するために京大が訓練としての体育を奨励していった過程も紹介。鍛錬行事として行われた京大から近江神宮(大津市)までを2時間40分の制限時間内に歩いてタイムを競う大会「強歩競争」に関する文書をはじめ、手榴弾(しゅりゅうだん)投げを取り入れていた戦時中の体力測定の起案書なども並ぶ。戦前から戦時中にかけての京大のスポーツに対する認識の変遷も知ることができる。

 また、1936(昭和11)年に行われたベルリン五輪の陸上男子三段跳びで、京大出身の田島直人さんの金メダル獲得を伝えた新聞の号外記事、京大OBから提供してもらった馬術部の練習風景をまとめたアルバムもあり、当時の貴重な写真や文書など計51点の資料が展示されている。

 同市中京区の会社役員、遠藤治一さん(80)は「当時の資料から京大のスポーツへの姿勢が伝わってきた。その中でも、戦前の京大生は文武両道のお手本のような存在だと感じさせられた」と話した。

 午前9時半から午後5時。休みは28日~来年1月3日、7日。問い合わせは同大大学文書館(075・753・2651)。(宇山友明)

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