PR

地方 地方

クラシックに親しんで 元ウィーン・フィル奏者、今年も富士河口湖の小学校で演奏披露

Messenger

 河口湖円形ホール(富士河口湖町河口)で平成20年から毎年、コンサートを開いている元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のバイオリニスト、トーマス・ヴィンクラットさん(45)が、今年も町内の小学校を訪れ、子供たちに演奏を披露した。

 ヴィンクラットさんは17日、大石小(富士河口湖町大石)など2校で、児童への演奏会を開いた。

 ピアニストで妻のレナタ・リチノヴァスカさんとともに、校内のホールに登場。3、4年生27人から拍手で迎えられた。

 2人ともチェコ出身。ベートーベンのバイオリンソナタやチェコ出身の作曲家、ヨゼフ・スークの作品を演奏した後、児童と「エール」を合唱するなど計10曲を披露した。最後に演奏した「きよしこの夜」「ジングル・ベル」では、足でリズムを取る児童もいた。

 4年の梶原千聖(ちさと)さん(10)が「とてもすばらしい演奏でした」と感謝の言葉を伝えた。ヴィンクラットさんも「じっくり聴いてくれてありがとう」と応じた。

 4年の堀内心結(みゆ)さん(10)は「ピアノを習っているが、2人の弾き方がとても速かったので感動した」と感想を語った。

 世界で活躍するヴィンクラットさんは現在、ソリスト(独奏者)としてウィーン・フィルの楽団員も指導している。

 河口湖円形ホールでは、平成9年にウィーン・フィルの公演、同20年には単独公演が始まった。ヴィンクラットさんは同年から毎年、地元の小中学校を訪問し、15日のコンサートのため来日した今回で、11年目となる。18日まで、町内の小学校4校で演奏する。

 「子供たちに本当のクラシック音楽を生で聴かせたい」という町の要請で始まった小学校の演奏会。ヴィンクラットさんは「来年もまた来る。子供たちにクラシックに親しんでほしい」と笑顔で語った。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ