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米子の干拓地に珍鳥シロガシラ長期滞在 台湾から生息域拡大か

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 国内では沖縄県の一部にしか生息しない南方の野鳥シロガシラ2羽が、鳥取県米子市の彦名干拓地周辺に10月から約2カ月にわたって滞在している。県内には初飛来。近年は九州や西日本でも観察例があり、分布域を広げている可能性がある。

 シロガシラは10月19日、干拓地の一角にある米子水鳥公園(同市)で初めて確認された。公園では今月14日にかけて4回程度、2羽が一緒に目撃され、干拓地周辺に滞在しているとみられる。

 ヒヨドリの仲間のシロガシラは、前頭部が黒、後頭部が白で、頬の一部が白くなっているのが特徴。全長19センチ。国内では本来、沖縄県の八重山諸島に生息。一方、この個体群とは別の台湾に自然分布していたシロガシラが昭和51年から、沖縄島で見られるようになり、急速に増加している。

 このため、台湾に生息するシロガシラが近年、分布域を沖縄から九州などに拡大しているとの見方がある。米子に滞在するシロガシラも、台湾に由来する可能性が疑われるという。

 八重山諸島と台湾のシロガシラは、似通った容姿で野外観察での識別は困難。公園の神谷要館長は「シロガシラの動向を注視するとともに、詳細確認のために標識調査などで捕獲を試みたい」と話している。

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