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流行映す美人画一堂に着物の魅力再発見 高石・小林美術館

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 明治~昭和時代に活躍した美人画の巨匠らの作品を一堂に集めた冬季特別展「日本女性と着物 ビューティー・オブ・ジャパン」が、高石市の小林美術館で開催されている。平安時代の十二単(じゅうにひとえ)をまとった小野小町(おののこまち)の肖像画から、大正ロマンの情緒が漂う着物姿の女性など当時の流行を映しだした作品24点を紹介している。

 展示されているのは理想的な女性の美しさを追求した上村松園、洗練された女性の美しさを表現した鏑木清方、豪華絢爛な女性像を描いた伊藤小坡らの作品。美人画には、季節や当時の風俗、流行などさまざまな情報が盛り込まれており、特に着物は年齢や目的などにより文様が異なる。簪(かんざし)や扇(おうぎ)などの小物に至るまで当時のおしゃれに敏感な女性の嗜好が描きだされており、現在のファッション雑誌のような役割を担っていたという。

 同展では、田植えや花売りなど働く女性を描いた作品も展示しており、同館スタッフは「さまざまな女性像を通して、おしゃれ感覚を味わうとともに日本の美を見つめ直すきっかけにしてほしい」と話している。

 来年3月10日まで。開館時間は午前10時~午後5時。入館料は大人千円、高校・大学生600円、小・中学生300円。着物姿で来館した場合は一律2割引きになる。月曜(祝日の場合は翌日)と12月28日~1月4日休館。問い合わせは同美術館(072・262・2600)。

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