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情報誌で隠れた名産品PR 「やまなし食べる通信」、富士川の「ゆず胡椒」など会員へ

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 生産者の情報とともに、県産野菜や果実を会員向けに販売する情報誌「やまなし食べる通信」が、隠れた名産品の発掘や育成に取り組んでいる。来年1月、富士川町産のユズを原料にしたユズコショウを扱う。その後も産地と連携し、特産品を発信していく。情報誌の機能を生かして県内農業の振興を図る。(松田宗弘)

 「食べる通信」は平成25年に宮城県で生まれ、全国38カ所に広がる。情報誌の内容やサイズは各地でさまざま。「やまなし食べる通信」は隔月刊で全20ページ。編集や包装デザインの経験がある雨宮千春さん(50)が、1年前に創刊した。

 首都圏など全国約100人の会員向けに毎号、1~2種類の季節商品を情報誌とセット(毎回3千円)で送付する。

 1月に送るユズコショウは、ユズの栽培で知られる富士川町小室地区の農家の組合が商品開発した「ゆず胡椒(こしょう)」。道の駅「富士川」などで販売してきた。

 昨年8月、町商工会から包装ラベルの刷新を依頼された雨宮さんが、味の良さと値段の安さに驚き、甲州市の高級旅館『坐忘』に紹介。「料理長から高く評価され、料理などに使われている」という。

 「ゆず胡椒」は、11~12月のユズ収穫後に加工される。付加価値が高いのに地元でさえ知名度が高くない商品を届けようと、「食べる通信」は来年1月、生食用ユズとセットにして会員に届ける。

 雨宮さんは「農家の組合、JAふじかわ、町、県と連携し、まちおこしの起爆剤として打ち出したい」と熱く語る。

 「ゆず胡椒」は来年4月以降、東京の伊勢丹新宿店の外商でも扱われる運びになった。雨宮さんは南部町名産の栗を丸ごとチョコレートに埋め込んだ菓子なども提供する予定だ。

 栗畑の減少を知り、栗のおいしさが丸ごと楽しめる菓子を考案したという。今後、さまざまな形で広めていく。

 雨宮さんは「品質などで生産者が納得する県産品を会員へ届け、後継者難に直面する農業を盛り上げていきたい」と話す。

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