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円盤投げ日本新記録・湯上選手「未知の領域 頑張る」 草津で樹立祝賀会

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日本記録更新の祝賀会で笑顔で花束を受け取る湯上剛輝選手(右)=草津市
日本記録更新の祝賀会で笑顔で花束を受け取る湯上剛輝選手(右)=草津市

 今年6月の陸上日本選手権の男子円盤投げで62メートル16の日本新記録を樹立した甲賀市出身の湯上剛輝(まさてる)選手(25)の祝賀会が草津市内で開かれた。母校の同窓生や恩師ら約100人が駆けつけ、さらなる記録更新や世界トップレベルの大会での活躍に期待を寄せた。

 湯上選手は県立守山高、中京大を経て、現在はトヨタ自動車に所属している。

 祝賀会には 中京大時代に指導した室伏重信氏も出席。「まだここを直せばいいというところがある。東京五輪出場を目標に、65メートルを投げてほしい」とエールを送った。高校時代の恩師からは「大会で結果が出ず大きな体を震わせて泣いていた。自分の力が出せず悔しかったのだと思う」とのエピソードも披露された。

 湯上選手は、先天性の難聴のため両耳の聴力がほぼなく、普段は補聴器を利用している。父の勝行さん(54)は「もともと音にあまり反応せず病院で診断を受けたときは、親としてがんばらないといけないと思った。最初は元気に育ってくれたらいいと思っていたが、こんなことになってしまうとは」と振り返る。

 湯上選手はハンディキャップをものともせず、日本選手権では4投目で62メートルの大台に乗せ、5投目で62メートル16を記録した。勝行さんは「はじめはどうしたらいいか分からなかったが、こみ上げてくるものがあり泣いてしまった」と明かす。

 62メートル16の日本新記録を打ち立てたとはいえ、海外の選手との差は大きく、世界トップレベルの大会に出場するには65メートルが必要とされる。湯上選手は「不器用なので、まだまだできていないことがある。これから先は未知の領域になるが、精いっぱい頑張っていきたい」と意気込んでいる。

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