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「堂々とした機敏な動き」 警察犬訓練の全国競技会で甲州のアポロンV

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「アポロン」と公認訓練士の望月利彦さん=10日、甲州市大和町日影
「アポロン」と公認訓練士の望月利彦さん=10日、甲州市大和町日影

 望月ドッグスクール警察犬訓練所(甲州市大和町日影)の望月利彦所長(58)が訓練したシェパード「アポロン フォム ハウス ママ」(雄、6歳)が、10月に長野県諏訪市で行われた警察犬種の最高峰を競う「日本訓練チャンピオン決定競技会」(日本警察犬協会主催)で優勝し、内閣総理大臣賞を受賞した。訓練歴35年の望月さんは「諦めずに長年挑み続けてよかった」と思いを語る。(昌林龍一)

                  

 アポロンは、追跡時に指導手と離れずにいられるかを競う「服従作業」、容疑者の発見から咬捕(こうほ)までの「警戒作業」を競う「警戒競技の部」(100満点)に出場。66頭中で唯一、99点台に達した。

 望月さんは「歩く正確さに加え、指示に対する堂々とした機敏な動きが評価された」と振り返る。

 アポロンは東京都内に住む女性の犬。生後間もなく力が強くなり、女性の手に負えなくなったため、1歳4カ月で望月さんのもとに預けられた。

 「大きな体。パワーがあり、餌をよく食べた。普段は静かで、よく寝ている柔和な犬」。望月さんは出会った当時の印象を語る。

 その後、さまざまな動作の訓練を重ね、今では臭気の選別や足跡追跡も得意な万能犬に成長した。

 「大会期間にピークが来るように工夫する五輪選手のように、訓練のメニューを考えた」という。10月の大会に向けて9月から訓練量を増やし、集中力や闘争心が途切れないように、大会前の3日間は休養させたことが、「優勝につながった」という。

 アポロンは所有者が県外にいるため、県警の嘱託警察犬になる競技会に出場経験はない。今後も訓練で能力を高めていくという。

 望月さんは旧石和町(現笛吹市)出身。横浜市内の訓練学校で勤務し、警察犬などの公認訓練士の資格を取得。30歳で独立した。平成6年には、訓練したエアデールテリアが嗅覚を競う同大会の「選別の部」で優勝している。

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