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陸奥宗光の功績学ぶ 出身地・和歌山でシンポ

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陸奥宗光の功績を伝えるシンポジウム=和歌山市
陸奥宗光の功績を伝えるシンポジウム=和歌山市

 明治時代に欧米列強との不平等条約撤廃などで活躍した和歌山出身の外交官、陸奥宗光(1844~97年)の功績を伝えるシンポジウムが8日、和歌山市の県立図書館のメディア・アート・ホールで開かれた。

 有志でつくる「『陸奥宗光 外務大臣』の功績を教育に活(い)かす実行委員会」(和歌山市)が平成28年から主催。今年は明治21(1888)年に陸奥が日本初の平等条約をメキシコと締結してから130年の節目になることにちなんで開催され、約300人が参加した。

 シンポジウム冒頭では、佐藤正久外務副大臣が基調講演。自身の陸上自衛官としての経験も交え、「陸奥は自衛官に近い」と評価。「一歩間違うと任務を達成できない厳しい状況で、平等条約を締結できたのは、どれだけ陸奥の志が高かったかがわかる」と話した。

 その後、坂本龍馬の子孫で郷士坂本家10代目当主の坂本匡弘氏や外務省中南米局の中野大輔氏、同委員会副会長の福田光男氏がパネルディスカッション。坂本氏は「陸奥は変わり者だが、龍馬もよっぽどの変わり者で、2人は気があったのでは」と述べ、「龍馬の人のために尽くすという精神を、一緒にいるうちに陸奥も学んだと思う」と分析した。

 中野氏も「陸奥が平等条約を結んだメキシコとは、その後も非常に関係は発展している。130年前に両国の相性の良さを見抜いていた陸奥の本質を見ぬく力からは多くのことが学べるはずだ」と話した。

 参加した同市の主婦、川合松子さん(65)は「一本筋の通った陸奥の精神を学んで、あらためてそのすばらしさを再認識できました」と笑顔で話した。

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