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“眠れる子育て人材”発掘 都が啓発活動

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 ■保育士復職の支援冊子/「支援員」PR動画 

 保育所や学童保育を支える人材の不足が続く中、都は経験者らの獲得に向けた啓発活動に力を入れている。結婚や子育てを機に保育士を離職した“潜在保育士”らの復職を支援する冊子を作成するとともに、学童保育の現場で子供の遊び相手などをする「子育て支援員」になることを呼びかけるPR動画の放映を各地でスタートさせた。

 都は平成31年度末までの待機児童解消を目標に掲げるが、今年4月1日現在の都内の待機児童は5414人。認可保育所は昨年に比べて253カ所増加しているものの、都保育支援課の担当者は「人材獲得が追いつかない」と話す。

 「おかえり保育士」と名付けた冊子には、復職時の経済支援や復職後の研修情報を掲載。「具体的に復職を考えていない人たちは、インターネット上の情報に触れる機会が少ない」(担当者)ため、冊子を都庁や都保育人材・保育所支援センターなどで無料配布することで、広い層を掘り起こすのが狙いだ。

 一方、学童クラブなどで子供の遊び相手となるほか、食事や排泄(はいせつ)の介助、掃除や片付けなどの保育補助業務を行う子育て支援員のPR動画には、「仮面ライダー」で知られる俳優の藤岡弘、さん(72)が登場。変身ポーズを彷彿(ほうふつ)とさせる動きで支援員に転身する。動画は都内のスーパーなどで放映するほか、JR山手線や東京メトロの車内にポスターを掲示する。

 小池百合子知事は7日の定例会見で「特別な資格がないという人、復職に不安を抱える人にも必要なサポートをしていく。さまざまな経験を子育て支援に生かしてほしい」と呼びかけた。

                   ◇

 ■子育て支援員になるには

 子育て支援員は全国共通の認定制度。都の支援員育成コースは、地域保育▽地域子育て支援▽放課後児童▽社会的養護-の4コース7分野があり、全コース共通の基本研修の後、専門研修を受講する。

 年齢制限はなく、都内在住または勤務で、保育や子育て支援などの仕事に関心を持っていれば誰でも受講できる。研修への参加費用は無料。

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