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おしゃべり人形で振り込め詐欺対策 草加市、65歳以上1000世帯に無償配布

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草加市が高齢世帯に無償配布する振り込め詐欺対策のおしゃべり人形「あんしんみーちゃん」(大楽和範撮影)
草加市が高齢世帯に無償配布する振り込め詐欺対策のおしゃべり人形「あんしんみーちゃん」(大楽和範撮影)

 振り込め詐欺の被害額が県内で最も多い草加市は、被害に歯止めをかけるため、“新兵器”を投入する。市内の65歳以上の高齢者宅1千世帯に、電話がかかってきた際に「『お金がすぐに必要』と言ってきたら詐欺ですよ」「ATM(現金自動預払機)で還付金は受け取れませんよ」と注意喚起のメッセージが流れる人形を無償配布する。

 配布する人形「あんしんみーちゃん」は固定電話にマイクを貼り付けるだけ。詐欺とみられる不審な電話がかかってくると、9種類のメッセージが流れる。付属の警告レコーダーで録音、再生もできる。

 市は今年度当初予算に振り込め詐欺対策として約350万円を計上。発信者に自動でメッセージが流れるシステムなどと比較、検討した結果、割安で数多く導入できる人形の採用を決めた。草加署が今夏、人形200体を市内の高齢者に無償で貸与し「一定の効果があった」(同署生活安全課)という評価も参考にしたという。

 県内で振り込め詐欺が多発する中、平成29年に草加市内で発生した振り込め詐欺を含めた特殊詐欺の件数は69件、被害額約1億8500万円に達し、被害額は県内市町村でワースト1位を記録した。今年も11月27日現在で件数が87件、被害額約7千万円と多い。

 市くらし安全課は人形の無償配布について「電話に出る際にメッセージを流すことで、心の準備ができる」と効果を期待する。配布は先着順だが、防犯講座の受講が必須。申し込み先は同課防犯対策係で期間は6~19日まで。

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