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伝統の「天秤搾り」始まる 南あわじ都美人酒造

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てんびん棒に石を掛け、その圧力で奥の木槽に入った酒を搾り出す「天秤搾り」=南あわじ市榎列西川の都美人酒造
てんびん棒に石を掛け、その圧力で奥の木槽に入った酒を搾り出す「天秤搾り」=南あわじ市榎列西川の都美人酒造

 南あわじ市の「都美人酒造」で、てんびん棒に石を掛け、その圧力で新酒を搾り出す伝統の「天秤(てんびん)搾り」が今年も始まった。

 天秤搾りは、てこの原理を応用して酒袋を加圧して酒を搾りだす手法。壁に差した長さ約8メートルの棒の中央に約1トンの石をぶら下げ、軸となる壁と石の間にある木製の酒槽(深さ約1・1メートル、長さ約2・4メートル、幅約0・7メートル)に入ったもろみ(酒袋)を上から押さえて酒を搾っていく。全部搾り切るには2日間は必要という手間のかかる作業だ。

 今回造られたのは、生原酒の「しぼりたて 薄にごり」。同酒造では、手作りに回帰した平成14年から特別酒に限り、この手法を採用している。

 今年の出来栄えについて、杜氏(とうじ)の山内邦弘さん(41)は「香りが高く、味わいも昨年に比べ軽快ですっきりしている。思った通りの酒ができそう」と話している。

 「しぼりたて 薄にごり」は15日から発売。1・8リットル入り2700円、720ミリリットル入り1296円(いずれも税込み)。問い合わせは都美人酒造(0799・42・0360)。

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