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琵琶湖のアユ漁獲量、平年並みに 解禁初日 放流量増などで昨年比2.5倍

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 養殖や放流用に取引される琵琶湖の活アユ漁が始まった。解禁初日の1日の漁獲量は記録的な不漁だった過去2年間を大きく上回り、平年並みまで回復した。親アユの放流量を増やすなどの対策が漁獲量の増加につながったとみられる。

 県水産課によると、1日の漁獲量は6161キロで、平成21~27年の平均値(6364キロ)には及ばなかったものの、記録的な不漁だった昨年(2424キロ)の約2・5倍にまで増えた。

 琵琶湖の漁業全体の漁獲量の4~5割を占めるアユは28年以降、深刻な不漁に見舞われた。活アユの漁獲量は28年12月~29年8月は76トン、29年12月~今年8月は88トンにとどまり、平年値(約110トン)を大きく下回った。同課によると、産卵の遅れやエサ不足により、アユが十分に成長できなかったことなどが原因として考えられるという。

 不漁が続いていることを受け、県は昨夏から産卵期前の親アユの放流量を増やした。高島市の安曇川人工河川では昨夏、放流量を例年の8トンから18トンに増やし、今夏も18トンを放流した。

 アユは川底の砂利に卵を産み付けるが、今年は河川の水量が多く、比較的アユが卵を産みやすい環境だったことも、漁獲量の増加につながったとみられる。

 今夏相次いだ台風で漁具のエリが被害を受け、1日に操業できたエリは昨年の8割程度だったため、漁獲量以上にアユの個体数が回復している可能性もある。

 同課は「アユは琵琶湖の漁において重要な魚。引き続き推移を慎重に見守っていきたい」としている。

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