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優しい味のシカ肉缶詰 鳥取のイタリア料理店が商品化

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 鳥取市のイタリア料理店「ペペネーロ イタリア館」が地元産シカ肉の缶詰を完成させた。店の味を知る客6人が商品化に参加。インターネットで資金を集めるクラウドファンディングからパッケージのデザインまで関わり、試行錯誤を重ねた。缶詰を発案した店の料理人、木下陽平さん(42)は「鳥取の上質なシカ肉を広めたいという思いが同じだった」と話す。

 ペペネーロは木下さんの父、龍雄さん(66)が昭和55年に創業。当時からシカ肉がメニューに載ることはあったが、野生鳥獣肉を意味するジビエという言葉は浸透しておらず、客からも受け入れられていなかった。

 鳥取県はジビエのブランド化に力を入れ、平成25年から若桜町の食肉処理施設が稼働。捕獲後すぐに血抜きをするため臭みが減り、肉質を落とさない。農林水産省の28年度調査では、県のシカ肉利用量は47トンで北海道に次ぐ2位となった。

 木下さんは「食通の間で高評価の県産シカ肉を、一般の方により気軽に味わってほしい」と昨年9月から缶詰の構想を練ってきた。

 協力を依頼したのは常連客。パッケージを印刷した田村仁美さん(39)は試食にも加わった。「シカ肉初心者も食べやすいように優しい味付けにした」。缶を開けたとき、香草が見えるように見た目にもこだわった。

 缶詰は2種類ある。シカ肉を鳥取県産の梨ジャムと赤ワインで煮込んだ大人の味わいの「ブラッサート」と、豚肉と合わせたミートボールをトマトソースで煮込み、子供も楽しめる「ポルペッティ」。税込み1188円で12月14日から販売。

 問い合わせ先は「ペペネーロ イタリア館」(0857・27・4736)。

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