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山梨職業能力開発促進センター、新科開設でIT技術者育成 人材不足解消へ来年3月から半年間

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 厚生労働省所管の山梨職業能力開発促進センター(甲府市中小河原町)は来年3月、公共職業安定所(ハローワーク)で求職中の人を対象とした「IT機器プロダクト科」を新設する。電子部品製造など県内の主要産業で不足する人材育成を進める。同科では、電子機器回路の基板設計・製作から電子部品の組み立て・実装、ソフトウエアの開発までを、一貫して学べるという。 (松田宗弘)

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 「IT機器プロダクト科」は、現行の電子制御技術科を拡充して新設する。同センター訓練課の武市淳課長は「山梨は電子機器産業が盛んだが、技術者不足が問題だ。未経験者が安心して受講できる内容とし、人材を供給していきたい」と意義を語る。

 現行の電子制御技術科で行っているのは、電子回路の基礎を学ぶ「設計」と、マイコン制御のプログラミング技術などを習得する「制御」だ。

 新科ではさらに、プリント基板の「製作」と基板に電子部品をはんだ付けする「実装」を加える。

 同センターの多井作和郎所長は「知識を得たり、理解したりすることに加え、(ものづくりの)結果を出す能力を身につけることに重点を置いている」と強調する。

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 平成28年の総務省「経済センサス」によると、本県の電子部品・デバイス・電子回路製造業の就労者数は、製造業全体の11・6%(全国5・4%)と際立って高い。

 また、山梨労働局によると、9月まで1年間のIT関連技術者、電子部品の実装、製造担当者の新規求人倍率は平均1・88倍と高水準だった。

 多井作所長は「半年の職業訓練で、東京エレクトロンやNECなどに部品を供給する企業への就職の道が開ける」と話した。

 新科は来年3月から半年コースで定員14人。教材費の負担を除き、受講無料。10日から県内のハローワークで申し込みを受け付ける。問い合わせは同センター(055・242・3066)。

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