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「しおらんど」子供でにぎわい 栃木・塩谷の地域おこし協力隊員、廃校活用

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塩谷町地域おこし協力隊員の萩原里枝さん
塩谷町地域おこし協力隊員の萩原里枝さん

 ■保護者ら継続願う

 塩谷町大久保の旧町立大久保小学校に遊び場「しおらんど」が開設され、子供たちでにぎわった。同町の地域おこし協力隊員が安心して子供たちが遊べる場所を開設しようと企画し、11月17~23日の7日間で計675人が訪れた。「町内には子供を遊ばせる場所が少ない」という保護者の声に対応し、好評だった。今後の開設を願う声も多い。(伊沢利幸)

 今年4月、同町の地域おこし協力隊員となった萩原里枝さん(23)は、町内の小学校や保育所に子供が通う保護者を対象に子育てアンケートを実施した。その結果、最も多かったのが「町内には、安心して子供を遊ばせる場所がない」との声。また、回答者の83%が町外施設で子供を遊ばせていたことも分かった。

 町内にある公園では遊具が壊れ、使用できない実態も明らかに。そこで廃校を活用して子供たちの遊び場を開こうと計画。小口資金をインターネットで募るクラウドファンディングを活用し、町内からの寄付や町の援助も受けて開設にこぎつけた。

 「しおらんど」では旧大久保小の教室や体育館などにボールプールやバルーンルーム、ジャングルジムなどを設置。体育館では、電動カートを利用して県立矢板高校の生徒たちが作った「ぽっぽ きしゃ」を走らせ、連日、子供を連れた保護者が訪れた。

 子供2人を連れてきた同町の主婦(33)は「公園の遊具が老朽化し、町内には幼児が遊べる場所がなくて、みんな矢板市やさくら市、日光市などに行っている。ぜひ続けてほしい」と願う。萩原さんは「廃校の遊び場を通して町内各地区の子供たちが触れ合い、保護者も交流もでき、町全体が一つになるきっかけになればうれしい。続けてほしいという声は多く、今後も開設できるように検討したい」と話した。

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