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前橋市、公共交通の利便性向上へ AIでバスルート最適化、電話予約で相乗りタクシー

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大胡・宮城・粕川地区で運行する「ふるさとバス」(前橋市交通政策課提供)
大胡・宮城・粕川地区で運行する「ふるさとバス」(前橋市交通政策課提供)

 前橋市が郊外のバスやタクシーの利便性の向上に向けて動き出した。電話予約で利用できるデマンドバスに、スマートフォンのアプリで乗車するバス停や目的地を選択し、人工知能(AI)が最適なルートを特定する配車システムを試験導入したほか、地域が主体となり、電話予約で利用できる「相乗りタクシー」の実証実験も始める。車の運転ができない高齢者やマイカーを持たない学生、子供が外出しやすい環境の整備につなげたい考えだ。(糸魚川千尋)

                   

 市が郊外の移動手段として導入しているデマンドバスは、電話予約で乗降するバス停や乗車希望時間などを指定し、大人210円で利用できる。

 新たな配車システムは30日から、大胡・宮城・粕川地区で運行する「ふるさとバス」に試験導入。NTTドコモの「AI運行バスシステム」を活用し、おおよその到着時刻も予測できる。電話対応するオペレーターの負担を削減するほか、より効率的な配車が可能になる。将来的には他の公共交通機関と連携し、乗り継ぎの円滑化も目指す。

 アプリを利用できるのはスマホ所有者に限られるが、従来の電話予約も引き続き利用可能。富士見地区を運行する「るんるんバス」でも同様に来年1月中に試験導入する予定だ。

 相乗りタクシーの実証実験は今月13日~来年2月28日、城南地区(二之宮町、富田町など)で実施する。

 運行時間は月~土曜午前8時半~午後4時半(年末年始は運休)。目的地には、医療機関▽金融機関▽鉄道駅▽商業施設-など44カ所が設定されている。城南地区に住む人が対象で、運賃は無料。事前の参加申し込みが必要になる。

 市交通政策課は「地域の人の需要を見定めて、継続性のある本格的な運行を検討していきたい」と話している。

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