PR

地方 地方

仙台港に中国コンテナ航路 五輪混雑回避に広がる地方活用

Messenger
仙台港に入港したコンテナ船。中国に直行する航路が新たに開設される=仙台市宮城野区(石崎慶一撮影)
仙台港に入港したコンテナ船。中国に直行する航路が新たに開設される=仙台市宮城野区(石崎慶一撮影)

 〈宮城〉東北最大のコンテナターミナル港、仙台塩釜港(仙台港区)=仙台港=で今月、韓国の港湾に寄港せず中国と直結する外貿コンテナ定期航路が初めて開設され、4日にも最初の船が入港する。同港の新規外貿航路の開設は平成28年の韓国航路以来で、コンテナ定期航路は10航路目となり、航路数は過去最高。好調なコンテナ貨物量の増加と将来の埠頭(ふとう)拡張を見据えたポートセールス、地方港活用の動きが背景にあるようだ。(高梨美穂子)

                   

 今回、航路を開設するのはSITCコンテナラインズ(中国・上海市)で、コンテナ船「SITC TOYOHASHI」(9967トン)など3隻を使用。毎週月曜に仙台港を出発し、連雲港(江蘇省)▽青島(山東省)▽東京▽川崎▽横浜▽上海▽太倉(江蘇省)▽東京▽川崎▽横浜▽仙台-の順で寄港する。同船の積載能力は1011TEU(1TEUは20フィートコンテナ相当)。連雲港には4日程度で到着する。

 航路開設に、日本の総代理店担当者は「京浜港への輸出入貨物が増え、輸送業者が逼迫(ひっぱく)。仙台への航路開設は日本側の荷主のニーズに合う」と狙いを語る。

 2020年東京五輪・パラリンピックでは京浜港周辺で交通規制による陸送の遅れも懸念される。トラックによる陸送も近年、人手不足で価格上昇の傾向にある。同社ではこれらを踏まえ、「国内の選択肢を広げるため、地方港開拓に力を入れている」と語った。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ