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伝統の古民家、アメリカへ 丸亀・横井邸移築の無事祈願

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香川県丸亀市にある築300年余りの古民家、横井邸が米国ハンティントン財団の日本庭園に移築されることが正式に決まった
香川県丸亀市にある築300年余りの古民家、横井邸が米国ハンティントン財団の日本庭園に移築されることが正式に決まった

 香川県丸亀市にある築300年余りの古民家、横井邸が米国ハンティントン財団の日本庭園に移築されることが正式に決まった。29日には、解体工事の安全と移築の無事完了を祈願して神事が行われた。

 同市今津町にある横井邸は、木造平屋建てで、敷地面積は約1180平方メートル。所有者は19代目当主でコンサルタント業の横井昭さん(83)。ロサンゼルス在住のため空き家となっており、管理は山倉建設(丸亀市)が行っている。豊臣秀吉の太閤検地に関する古文書が発見されるなど、由緒ある伝統的な庄屋の古民家という。

 米国カリフォルニア州ロサンゼルス市郊外のサンマリノ市にあるハンティントン財団庭園には、世界各国の民家が集められており、その中の日本庭園は100年以上の歴史を持つ。庭園には太鼓橋や盆栽園、茶室などがあり、2015(平成27)年には栗林公園(高松市)と姉妹庭園提携を結んでいる。移築の話は3年ほど前にロサンゼルスで持ち上がり、何度も視察を重ねた上でまとまったという。

 神事には、ハンティントン財団庭園を代表してジム・フオルサム博士(68)、横井さんと妻の洋子さんら関係者63人が出席した。

 横井さんは「日本文化の交流に大きく役立つことができると信じている」とあいさつ。フオルサムさんも「歴史ある横井邸は永久に愛され、ケアされていくことでしょう」と話した。

 移築作業は来年1月から始まる。慎重に解体した後、すべての資材を米国に送り、現地で忠実に復元する。公開開始は20年の7月4日(米国の独立記念日)を予定しているという。

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