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わたらせ渓谷鉄道、車両を無償譲渡 来年1月21日引退 マニアらから問い合わせ続々 群馬

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 ■「庭に飾る」「カフェに改装」 

 鉄道車両を自分のものに-。桐生市と栃木県日光市を結ぶ「わたらせ渓谷鉄道」(わ鉄、みどり市大間々町)は廃車となる車両の無償譲渡先を募集している。12月27日まで受け付け、希望者に現物を確認してもらった上で譲渡先を決定。来年2月ごろに引き渡す予定だ。鉄道マニア垂涎(すいぜん)のユニークな取り組みに注目が集まっている。(橋爪一彦)

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 譲渡するのは「レールバス」という愛称で知られる「わ89-312号」(重さ26・5トン、長さ16・5メートル、幅約3メートル、高さ約4メートル)。富士重工業(現SUBARU)製のディーゼル車両で、平成2年3月から運用され、来年1月21日に「引退」を予定している。

 車体は濃い茶色で内装は明るいクリーム色。座席は2人用の横いすが8台並び、運転席が前後に2カ所ある。車両の移動や運搬にかかる費用は譲渡先が負担することが条件となる。

 「冷房の効きはいまいちだが、まだまだ現役で頑張っている。わ鉄の車両として働いてきた、かわいい娘みたいな存在。愛着を持って、長く保存してくださる人に譲渡したい」

 わ鉄の樺沢豊社長はこう話す。

 今月初めから、わ鉄のホームページで募集を開始し、28日までに県内や東京都、神奈川県、茨城県、埼玉県などから28件の問い合わせが寄せられている。

 車両の用途について、「自宅の庭に飾りたい」「改装してカフェにしたい」など、さまざまなアイデアが挙がる一方で、「ほしいけど、維持するのが大変そうだ」といった声もあるという。

 問い合わせは、わ鉄(0277・73・2110)。

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