PR

地方 地方

「反省と教訓」東電が廃炉資料館 富岡町で30日オープン

Messenger
30日に開館する「東京電力廃炉資料館」=福島県富岡町(内田優作撮影)
30日に開館する「東京電力廃炉資料館」=福島県富岡町(内田優作撮影)

 東京電力は、福島第1原発事故の記憶と廃炉の現状を発信する「廃炉資料館」を事故現場から10キロの福島県富岡町に創設、30日にオープンする。2階建て、延べ床面積約2千平方メートルの館内は3つのゾーンに分けられ、巨大な映像を複数駆使し事故当時の様子や廃炉が進む現状を伝えている。日本航空123便墜落事故の資料館などを参考に練られた展示の特徴は、「原発事故の反省と教訓」だ。

 ■おごりと過信

 れんが造りの外観は、平成23年の原発事故まで福島第2原発のPR施設として活用された「旧エネルギー館」を残し、内部を改装した。中央制御室の計器を模した壁など一部は、2階でそのまま利用している。

 1階玄関から続く「プロローグゾーン」では、壁に設置されたモニターに、構内を襲う津波など事故当時の映像が8分間にわたって流れ、「私たちが思い込んでいた安全は、私たち東京電力のおごりと過信に過ぎなかった」などのナレーションが重なる。

 誘導に沿って進んだ2階が「記憶と記録・反省と教訓」と名付けられたゾーン2。午後2時46分をさしたまま止まった「時のオブジェ」、地震発生から原発事故の対応の映像を紹介する「シアターホール」、「反省と教訓」というコーナーでは事故に至った構造的要因や教訓を伝える12分の映像を放映。「安全意識、技術力、対話力の不足が背景にあった」と分析する。「語り部」として、事故時に対応に当たった社員5人の証言映像も放映する。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ