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「夢は数学のノーベル賞」 数検1級に11歳で最年少合格・高橋洋翔君

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 ■快挙の秘訣は家庭…弟2人もすごい

 世田谷区の小学5年、高橋洋翔(ひろと)君(11)が、公益財団法人「日本数学検定協会」の実用数学技能検定(数検)1級の最年少合格記録を大きく塗り替えた。自宅で取材に応じてくれた“スーパー小学生”は、すでに2歳で数学への興味を抱いたことや、家庭内で切磋琢磨(せっさたくま)して数学力を高めたことなどを語った。快挙を果たしても数学への思いは尽きず、「『数学のノーベル賞』といわれるフィールズ賞を取りたい」と、特大級の夢を胸に抱いている。(斎藤有美)

 高橋君は約4年間、大学程度・一般レベルとされる1級を受け続け、今年10月下旬に行われた試験で、合格率9・4%の難関を突破。これまでの最年少合格者は中2(13歳)だった。「たくさん勉強した。合格できてとてもうれしかった」と振り返る。

 2歳のとき、立体パズルで遊ぶうちに数学に興味を持ち、3歳になるころには素因数分解(例えば30=2×3×5)を暗算で解けるようになった。小1(7歳)で高2程度の数検2級、小2(同)で高3程度の数検準1級にそれぞれ最年少で合格してきた。数学の魅力や楽しさについては、「たくさん考えて、解けたときに達成感がある」。

 高橋君は3人兄弟の長男。実は、次男の小学2年、海翔(かいと)君(7)も数検2級の1次試験に合格、三男の湊翔(みなと)君(5)も小4レベルの数検8級に合格しているというから驚きだ。弟たちは洋翔君の影響を受けており、兄弟間で数学の問題を出し合うなどしているという。

 特徴的なのは本棚だった。大学で使われるような微分積分の方程式などの数学書が並ぶ。さらに、リビングには特注のホワイトボードが壁一面を覆っており、取材時には大学レベルの微分方程式がずらりと書かれていた。

 将来の夢は数学者で、フィールズ賞を取る以外にも、「新しい定理や予想を打ち立てたい。後世の数学をより発展させたい」と、夢は尽きない。

 すでに数学者との「コラボ」も行っており、飯高(いいたか)茂・学習院大学名誉教授と取り組んだ「数の性質」についての共同研究の成果を盛り込んだ書籍も出版されている。「共同研究はすごく楽しい。先生を尊敬しています」と生き生きと話した。

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