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現役最高齢バーテンダーの半生描く 映画「YUKIGUNI」 あすから山形で上映

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映画「YUKIGUNI」について語る渡辺智史監督=山形市のBar21(柏崎幸三撮影)
映画「YUKIGUNI」について語る渡辺智史監督=山形市のBar21(柏崎幸三撮影)

 「BAR(バー)は人なり」。切り絵作家でバー評論家の成田一徹はこんな言葉を残した。これを体現するように、酒田市でカクテルを作り続ける国内最高齢のバーテンダー、井山計一さん(92)。半世紀以上、作り続けられるスタンダードカクテル「雪国」と、井山さんとの語らいのため、全国から客が集う。井山さんの半生を描いたドキュメンタリー映画「YUKIGUNI」が23日から山形市をはじめ、県内で上映される。(柏崎幸三)

 ■いまも酒田で

 井山さんは戦後、物不足の時代に一念発起し、仙台市へバーテンダー修業に出た。27歳のときだった。そこで腕を磨き、いまも酒田市にあるバー&喫茶「ケルン」に立ち続ける。昭和34年、サントリーの前身「寿屋」が主催した「全日本ホーム・カクテル・コンクール」で、井山さんの「雪国」が最高賞のグランプリに輝いた。以来、「雪国」は時代を超え、国内外問わず、スタンダードカクテルとして飲み継がれる傑作となっている。

 映画のタイトルはこの「雪国」から取られた。作品は長年連れ添った妻、キミ子さんが亡くなるシーンから始まる。妻の死をきっかけに、仕事一筋だった生き方から、家族との時間を大切に、家族との絆を取り戻していく井山さんの家族愛をも描く。

 ■生き方にほれ込み

 井山さんの生き方にほれ込み、制作を思い立った渡辺智史監督(37)は「シニアの生き方が問われる中、悩みや葛藤を抱えながら自分の仕事をやり抜いてきた井山さんの人生、生きざまから多くの人が勇気をもらっている。92歳の今もシェーカーを振り続ける井山さんの映像を通して何か提案ができれば」と話す。

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