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京都・大山崎の宝積寺、行基菩薩坐像の内部に墨書 修復の年代示す

像の頭部の内側に書かれた墨書き(大山崎町歴史資料館提供)
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 宝積寺(ほうしゃくじ)(大山崎町)に安置されている木像「行基菩薩坐像(ぎょうきぼさつざぞう)」の頭部内から、木像が修復された年代を示す墨書が見つかった。高僧・行基(668~749年)を信仰する動きが、鎌倉時代の大山崎にあったことを示す貴重な資料だという。木像は同町歴史資料館で25日まで開催中の企画展で展示されている。

 行基は東大寺(奈良市)の大仏建立に関わった奈良時代の僧侶。布教のほか、治水工事や寺院の建立などの社会事業にも取り組み、大山崎町では山崎橋や山崎院を構築したと伝わる。

 今回墨書が見つかったのは、行基が建てたとされる宝積寺の坐像(高さ約80センチ)。展示に伴い、木像内部にカメラを差し入れ、撮影しながら調べたところ、昭和60年代の調査では見つからなかった「修復奉る行基菩薩」「永仁四年」(1296年)などの墨書が頭部の内側に見つかった。福島克彦館長(53)は「鎌倉時代には、大山崎で行基の業績を顕彰する動きがあったことを示す貴重な資料になる」と話している。

 入館料は一般300円、中学生以下無料。月曜休館。問い合わせは同館(075・952・6288)。 

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