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竜王ファミリークリニック、「医療費あと払い」山梨県内初導入 口座引き落とし、会計待ちなし

窓口に置かれた「医療費あと払い」のパンフレット=甲斐市富竹新田
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 医療費を口座引き落としで後払いできる「キャッシュレス受診」のサービスが、県内で初めて登場した。9月に開院した竜王ファミリークリニック(甲斐市富竹新田)で、ベンチャー企業が開発したウェブ上で運営する医療費精算システムを活用する。患者は会計の待ち時間がなくなり、医療機関も会計事務の省力化につながるなど、双方にメリットがある仕組みとして、注目されそうだ。(松田宗弘)

 システムを運営するのは「エムイーエックステクノロジーズ」(東京都千代田区)。希望する患者は竜王クリニックの窓口で申込書を入手し、エムイー社に郵送で申請すると、約1週間で会員登録が完了する。

 患者は来院し、口頭で「後払い」と告げれば、医療費は翌月27日締めで金融機関の口座から引き落とされる。ただ、薬が処方された場合は、調剤薬局での現金精算が必要となる。

 患者の利用料と口座振り替え手数料は、クリニックが全額負担する。

 同クリニックの中沢一弘院長は「クリニックは会計事務の軽減で人件費抑制につながる。患者さんも後払いに関心を示しているが、現金決済を望む高齢の方が多く、まだ登録者はいない」と話す。

 エムイー社によると、システムは同社独自のものだという。担当者は「山梨県内では、近く竜王クリニック近隣の調剤薬局にも提案し、薬剤費も『後払い』できる形にして患者さんの利便性を向上させたい」としている。

 現在、同社のシステムを導入しているのは、全国の病院、クリニック各53軒と薬局709軒。会計の待ち時間が長い総合病院での効果が注目されるが、近県では今月、信州大医学部付属病院(長野県松本市)で導入したという。

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