PR

地方 地方

リニア、JRにまた難題 大井川工事に静岡県許可必要

Messenger

 静岡市北部を貫通するリニア中央新幹線建設に伴う本体トンネルなどの工事予定地が、計6カ所で大井川を横切っていることが19日、明らかになった。川の地下にトンネルを掘削する場合には、河川法に基づく静岡県の許可が必要になる。リニア新幹線工事では大井川の水量減少問題をめぐって県とJR東海が対立しており、本体工事の早期着工を望むJR東海の前にまた一つ難題が立ちふさがった格好だ。

 国の通達では、河川法の審査基準は「治水上、利水上の支障が生じる恐れがないこと」などとされている。県によれば、工事による大井川の水量減少は「利水上の支障」にあたる可能性があるという。

 県とJR東海とはトンネル湧水を大井川に戻す方法をめぐって意見が食い違い、工事に関する基本協定を結べない状態が続いていたが、JR側が10月になって県側に歩み寄り、協定締結への道筋がついたとの見方も広がっていた。

 しかし、川勝平太知事は19日の定例会見で「河川法に関わることを全てクリアしなければ基本協定は結べない。利水者も納得してから初めて協定だ」などと述べ、基本協定締結にはなお時間がかかるとの認識を示した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ