PR

地方 地方

明治期に京都市政運営「参事会」の議事録など52点公開 来年2月まで市歴史資料館特別展

Messenger

 明治22年に京都市制が施行されながらも府知事が市長を兼任した9年間、市政運営に携わった「参事会」が残した議事録など52点の資料が、京都市上京区の市歴史資料館で開催中の特別展「京都をよみがえらせた名望家(めいぼうか)たち」で展示されている。明治150年プロジェクトの一環で、来年2月5日まで。

 市制施行時、東京、大阪とともに京都市には専任市長が置かれず、参事会が市政運営にあたった。市長兼任の知事と府書記官が兼ねた助役2人、市民らの中から選ばれた参事会員9人の計12人で構成されていた。

 このため市民の声を直接反映する役割を負った参事会員が、行政側が出してきた案に対して朱書きで意見を付け加えるなど、反骨の気概をみせた資料も残る。

 参事会が残した議事録は昭和50年ごろに始まったマイクロフィルムによる保管処理後に廃棄も検討されたが、フィルムの劣化などもあり原本で保管することに。平成28年に市文化財に指定された。

 さらに、参事会員でJR山陰線の前身・京都鉄道の取締役などを務めた田中源太郎が明治42年に書き始め、亡くなる大正11年の直前まで加筆した長さ9メートル近くに及ぶ「病中懐旧随筆遺書」や市紋章の候補作品、初代市長・内貴甚三郎から第2代市長・西郷菊次郎への事務引き継ぎ書も展示されている。

 会期中の11月29日、12月15日、来年1月24日の各午後2時から学芸員による展示解説が行われる。また12月5日午後6時半から同館で関連講座が開かれる。受講無料、定員50人(抽選)。11月21日までに京都いつでもコール(075・661・3755)で申し込みが必要。

 月曜・祝日、年末年始休館。入館無料。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ