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薩摩藩士の劇、宮城で上演 特産石採掘、交流描く

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旧薩摩藩士らを描き、宮城県石巻市雄勝地区で上演された劇
旧薩摩藩士らを描き、宮城県石巻市雄勝地区で上演された劇

 明治10(1877)年の西南戦争で敗れた旧薩摩藩の士族が、囚人として服役した宮城県石巻市で、特産の「雄勝石」の採掘に従事した史実を基にした劇「石に刻んだ赤心」がこのほど、石巻市雄勝地区で上演された。東日本大震災で被災した同地区の復興を後押ししようと、仙台市の演出家、大日琳太郎氏(58)が企画した。

 雄勝石はすずりや屋根のスレートなどに用いられ、東京駅の駅舎にも使われている。服役した士族らのうち、雄勝に送られた70人ほどが、石の採掘や加工に携わった。

 戊辰戦争では、薩摩藩は新政府側として、幕府側の東北諸藩と敵対関係にあったが、囚人らは地域の役に立ちたいと申し出たという。

 劇は、戦争で心に傷を負った囚人が、地元の人々と交流し、次第に立ち直っていく姿を描いている。

 雄勝地区は震災の津波で被害を受け人口が減少、雄勝石の加工業も後継者不足に悩んでいる。

 大日氏は「地元の特産品の歴史を知ることで、誇りを感じてほしい」と話した。

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