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日常の一コマ、たっぷり 香川県立ミュージアム10周年 民俗資料など学芸員のイチオシ紹介

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 香川県立ミュージアム(高松市玉藻町)で開館10周年を記念したコレクション展「目からうろこのミュージアム!-PartII-いつものくらし これ、いいね。」が開かれている。

 これまで収蔵してきた美術作品、歴史・民俗資料の数は約30万点。その中から学芸員が“イチオシ”の作品を紹介しようとコレクション展を企画した。教育的要素を盛り込み夏に開催されたPartI「いろ・かたち、わくわくのひみつ」から雰囲気を変え、PartIIでは大人向けの内容になっている。

 明治から大正、昭和のちょっと昔の暮らしにスポットを当て、衣、食、住に関わる生活資料約200点を展示。「いつも日和」「身だしなみ百貨」「うつわのある暮らし」「かわいい工芸品」の4つのカテゴリーに分けて紹介している。

 会場の入り口近くには、オルガンに8ミリ撮影機、トランジスタラジオなどを配した架空の生活空間を演出。日常の一コマを臨場感たっぷりに再現することで、親しみを持って作品や民俗資料を見てもらうのが狙いという。

 器を集めたコーナーも来場者の注目を集めている。「おもてなし」をキーワードに、「久谷焼盃三十人前」など“揃(そろい)い物”の器を中心に展示。家族構成の分化や年中行事の削減といった暮らしの変化を知ることができる。また一つ一つ手描きで施された装飾などからは当時の職人たちの技術の高さが感じられる。

 同館の担当学芸員によると、今回は展示ケースの使用を最小限にし、ガラス越しでない鑑賞にもこだわった。「目で見て分かるものばかり。親しみを持って古い物に接してもらえれば」と話した。

 25日まで。月曜休館。観覧料は一般500円、高校生以下無料。問い合わせは同館(Tel087・822・0002)。

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