PR

地方 地方

汚染廃棄物を本焼却 宮城県内初、石巻市で開始

Messenger

 〈宮城〉東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質の濃度が国の基準(1キロ当たり8千ベクレル)以下の汚染廃棄物の処理で、石巻市は12日、試験焼却で周辺の空間放射線量などに問題はなかったとして、本格的な焼却を始めた。県内では石巻のほか仙南、黒川、大崎の4圏域全てで試験焼却が実施されており、このうち、本格的な焼却が行われるのは初めて。

 石巻市には約70トンの放射性物質を含む稲わらが保管されており、これまでに2回に分けて計約3トンを一般廃棄物に混ぜて試験焼却。市によると、煙突からの排出ガスに放射性セシウムは検出されず、焼却灰の同濃度は1キロ当たり108~274ベクレルで、市が安全性の基準として定めた400ベクレルを下回っていた。

 この日は石巻広域クリーンセンターに前日搬入された約400キロを一般廃棄物とともに焼却。今後は稲わらの汚染濃度により搬入量を変えながら、残りの約67トンを同センターの稼働可能日に基本的に連日燃やし、年度内に市内で保管している汚染稲わらを焼却したいとしている。

 市廃棄物対策課では「東日本大震災以来7年8カ月がたった。保管されてきた方々の負担を解消し早く元の環境に戻したい。モニタリングとデータ公表は、しっかり行う」と話している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ