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松山の正尺池発掘調査で中国産磁器や木樋出土 中世伊予の豪族・河野氏と関連か

正尺池の内部で見つかった石垣=松山市河野別府
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 松山市埋蔵文化財センター(松山市南斎院町)は、同市河野別府の正尺(しょうじゃく)池の発掘調査で、中国産磁器や木製の樋(暗渠)、石垣などが出土したと発表した。

 調査地は中世伊予の豪族、河野氏発祥の地(現善応寺)から西へ約1キロ離れた地点。近辺には縄文から中世にかけての遺跡が数多く見つかっている。

 調査では、平安時代末ごろ(12世紀後半)の中国産の白磁、青磁などが出土。周辺に有力者が暮らしていたと推測され、今後、河野氏との関連を調べる。

 鎌倉から室町時代ごろに敷設されたとみられる木樋は幅34~52センチで、長さは6・5メートル以上。全長はまだ分かっていない。半分に割った丸太をくりぬいて作られており、当時の土木技術を知ることができるという。河川から導水のため使われたとみられている。

 石垣は高さ0・7~1メートル、長さ34メートル以上にわたり東西方向へ直線的に続いていた。こちらも全長は不明。時代や用途は特定されていないが、石の組み方や構造が室町時代後期のものと似ているという。

 池の老朽化による改修工事のため、池内部の発掘調査を行って見つかった。

 これらの出土品は11日午前11時半~午後0時半、現地で一般公開する。また、13日~30日は松山市南斎院町の市考古館ロビーで資料約20点を展示する予定。

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