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高崎に「訪問診療」相談センター 要介護者らに歯科医紹介

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 歯科医院への通院が困難な高齢者や要介護者らに、訪問診療が可能な歯科医を紹介する「高崎訪問歯科相談センター」が9日、高崎歯科医療センター(高崎市高松町)内にオープンした。運営する高崎市歯科医師会では従来から訪問診療に取り組んでいたが、地域包括ケアの面から一層の充実を図った。 (椎名高志)

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 歯科訪問診療をめぐっては、県の在宅歯科医療連携室整備事業に応じるなどして複数の歯科医師会が実施している。高崎市歯科医師会でもこれまで、電話などでの問い合わせに個別に対応してきたが「患者にとっては相談窓口が知られていないという実情があった」という。

 全国ベースでは、要介護者の89・5%が歯科治療が必要とされているが、実際に治療を受けているのは約27%にとどまっている。相談センターはアンバランスな需要と供給を是正する役目も担う。

 開所式で、同歯科医師会の黒田真右会長は「医療・介護・福祉との連携の中で、口から全身を見るという歯科医の仕事をしっかりと行うスタートにしていきたい」などと決意を述べた。県によると、センター名を掲げ組織的に取り組むのは県内の歯科医師会では初となる。

 訪問診療は入れ歯の製作や調整、修理、むし歯や歯周病の処置など。相談センターに問い合わせがあった場合、中学校区を目安にして患者宅に近い訪問診療協力医を紹介する。

 協力医は現在、54人が登録しており、富岡賢治市長は「歯科医師会が連携に向け具体的な一歩を踏み出した。そうした活動はうれしく素晴らしいこと」などと話した。

 相談センター(027・326・3171)では、申し込みをする場合、正確な状態を知る必要からFAX(027・323・1381)での連絡も呼びかけている。

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