PR

地方 地方

六甲全山縦走の先人・文太郎の愛用道具ずらり 神戸でピッケルやカメラなど展示

加藤文太郎が愛用した登山靴などを展示する企画展=神戸市灘区
Messenger

 六甲山を尾根伝いに神戸市須磨区から宝塚市までの約56キロを1日で歩く「六甲全山縦走」。毎年11月の開催時期に合わせて、全山縦走の先駆けとされる登山家、加藤文太郎(1905~1936年)が愛用した登山道具などを集めた企画展「六甲全山縦走の先人-加藤文太郎の追憶-」が、県立六甲山ビジターセンター(神戸市灘区)で行われている。12月19日まで。

 浜坂町(現新温泉町)出身の加藤は、中学卒業後に現在の三菱重工神戸造船所に入社。同僚に誘われて山歩きを始めた。大正14年に須磨から高取山や摩耶山などを経て宝塚まで縦走。これが現在の全山縦走につながったとされる。

 神戸市などが主催する全山縦走は昭和50年に始まり、これまで延べ約15万7千人が参加、13万2千人が完走している。今年は計3600人が今月11日と23日に全山縦走に挑む。

 企画展では加藤が愛用した登山靴やピッケル、カメラなどを展示。出生から冬の槍ケ岳で遭難して亡くなるまでの足跡を紹介するパネルもあり、訪れた登山者らが見入っていた。

 主催する県は「地元が生んだ近代登山の先駆者を知るきっかけになれば」としている。入場無料。センターの開館は午前9時半~午後3時(土、日曜と祝日は午後4時まで。12月は午前10時~午後3時)。問い合わせは同センター(078・891・0616)。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ