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鉄道マニアも沿線住民も注目 飯田線の駅ガイド本

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 県南信州地域振興局(飯田市)は、JR飯田線にある各駅の魅力を紹介するガイドブック「南信州各駅停車の旅」を発刊した。鉄道マニアだけでなく、これまで知らなかった地元の駅や県境を越えた駅の情報が満載されていることから沿線住民にも評判を呼んでいる。(太田浩信)

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 飯田線は、辰野駅(辰野町)と豊橋駅(愛知県豊橋市)を結び、途中に静岡県を挟んで延長195・7キロに及ぶ長大なローカル線として知られる。県内は伊那谷の主要都市を結ぶ生活路線のイメージが強いが、県境では峡谷や山岳など険しい地形に沿って鉄路が走り、鉄道ファンの間で人気が高い。

 特に近年は、列車以外の交通手段がないためたどり着くのが難しく、停車する本数が少ない「秘境駅」が話題となり、旅行雑誌やテレビ番組でたびたび取り上げられる。このためJR東海は、臨時列車の「秘境駅号」を季節に応じて運行するなどして、鉄道マニア以外にも人気を広げている。

 ガイドブックは、A4判22ページ。同振興局が地域の魅力を発信するブログ「南信州お散歩日和」に掲載した沿線各駅の紹介を行ったシリーズを編集した。上伊那地域振興局や愛知、静岡両県の現地機関に協力を仰ぎ、全94駅のうち52駅について写真とともに沿革や特徴を解説している。

 特に秘境駅では、県内最南端にあり急傾斜地にポツンとある中井侍(なかいさむらい)駅(天龍村)や、1日平均乗車人員が2人という為栗(してぐり)駅(同)、断崖絶壁の切り立った地形に狭いホームがある田本駅(泰阜村)などを、風光明媚(めいび)な周辺の景色とともに紹介する。

 南信州地域振興局は2千部を印刷し、観光イベントなどで配布したり、東京などにある県の観光情報センターなどで配布する。

 同振興局は、地域内の風景やスナップ写真を画像共有アプリ「インスタグラム」に投稿するキャンペーンを展開しPR用カードを作製しており、担当者は「魅力いっぱいの飯田線沿線を訪れ、南信州の素晴らしさを発信してもらえればうれしい」と話している。

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