PR

地方 地方

新聞記事感想文コンクール全文 新潟

Messenger

 第25回新聞記事感想文コンクール(県NIE推進協議会主催)の大賞に選ばれた新潟清心女子中2年、細谷和音さんの作品「不登校と私」と、会長賞に輝いた新潟市立五十嵐小6年、遠藤樹さんの「笑顔の効用」の全文(原文のまま)を紹介する。今回は県内の小中学校や高校など計39校から1533点の応募があった。

                   ◇

大 賞 

新潟清心女子中2年 細谷和音(かずね)さん

不登校と私自分を見つめなおす時間

 ある日新聞を見ていると、不登校についての記事が目にとまりました。なぜなら自分も不登校ぎみだからです。一年生の一学期の途中から学校を休みがちになりました。

 新聞には、「夏休み明け近くに、子どもの自殺が多くなる現状を何とかしたい。様々な生きづらさを抱えた子どもたちにひとりじゃないよ、と伝えたい。そんな思いを込めた企画」と書いてありました。

 記事の中で特に心に残った二つの言葉を紹介します。「不登校だった頃、『行かなくてもいいよ』と言ってくれた人はいなかった」。これは入学した私立高になじめず、不登校になった経験のある女性の言葉です。学校に行こうとする中で「行かなくてもいい」と言ってほしいと思うことが私にもありました。それでも前を向いて生きているその女性にとても勇気をもらうことができました。もう一つの言葉は「不登校になったからこそ気づけたことを、自分のものにしたい」。この言葉は、中一の秋に不登校になったという、小倉時駆(はるく)さんの言葉です。私はこの言葉に衝撃(しょうげき)を受けました。ずっとこれからどうしよう、など後ろ向きな事ばかり考えていたからです。しかし、この記事を見た時ふっと肩の力が抜けたような気がしました。不登校になって自分を見つめなおす時間が増えた、そう思うことにしました。

 家族みんなで話し合ったり、時には本音でぶつかったり、そんなこともあるけれど一歩ずつ進み出せているような気がします。自分は一人じゃない、大切なことに気づかせてくれたこの企画に感謝したいです。私のこれからの目標は「学校で友達とたくさん話すこと」。そして、学校が楽しいと思えるようなそんな自分になれたらいいな、と思っています。

                   ◇

会長賞 

新潟市立五十嵐小6年 遠藤樹(いつき)さん

笑顔の効用人を喜ばせ安心できる力

 ぼくは、夏休みの間、テレビで第百回全国高校野球の試合を見ていました。のびのびと楽しく笑顔で選手たちが、プレーしていて、おたがいに励まし合う選手たちが多いなと思いました。新聞では、昔は、試合中に笑っていようものなら、「白い歯を見せるな」と、どなられたものだ。また、試合中に水を飲むと「バテる」とされ、真夏でも給水は禁止されていたと書いてありました。

 ぼくは、昔の考えはおかしいと思いました。なんでかというと、笑えない試合は楽しくないし、きんちょうして、肩に力が入っていては実力が出せないと思いました。でも、勉強中や人が話しているときに笑ったりすることはよくないと思います。

 ぼくが思う笑顔とは、自分が笑う笑顔もあるけど、人のために力が出せる笑顔もあると思います。

 実際にぼくは、小さいときからニコニコしているねとたまに言われます。おこっているよりニコニコしているほうがいいと思います。

 笑顔は、人を喜ばせたり、安心できる力があると思うので、この先自分が苦しくなったときや友達が困っている時には、まず笑って励ましてあげれたらいいと思いました。

 ぼくのおばあちゃんは今入院しています。ぼくがおみまいに行くと、いつも笑ってくれます。笑ってくれるとぼくもうれしいです。きっとおばあちゃんは、ぼくのいない所で苦しい顔をしているときもあると思います。入院しているおばあちゃんのほうがきっとつらいのに、ぼくが逆に励まされています。ぼくも元気になります。

 笑うことは、自分も相手も元気になるんだなと思いました。なのでこれからもぼくは、笑顔をしていきたいなと思いました。そしてくやしくて、なみだが出たり、けんかして思うようにいかなくても、最後には笑って過ごせるように、これからも学校生活を楽しく過ごして行きたいと思います。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ