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引き揚げ者癒やした食事再現 舞鶴引揚記念館でイベントへ 所蔵資料使い朗読会

当時の献立を再現した「小アジの天ぷらとカレー汁」(上))と「コンビーフのすき焼」(舞鶴市提供)
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 引き揚げの史実を発信するイベント「朗読とお話でつづる引き揚げの歴史」(舞鶴市主催)が17日午後1時半から、舞鶴引揚記念館(同市平)で開催される。イベントでは、所蔵資料を使った朗読会やNHKアナウンサーと学芸員のトークなどを実施。引き揚げ者に提供された食事を当時のレシピで再現した「援護局・お帰りなさい御飯」も計30食限定で販売する。

 今年は海外引揚事業が終了して60年目。昭和33年9月7日に引き揚げ最終船「白山丸」が入港し、11月16日には引き揚げ者受け入れに携わった「舞鶴地方引揚援護局」が閉局された。13年間で66万人を受け入れた同市は、昭和20年に舞鶴への最初の引き揚げ船「雲仙丸」が入港した10月7日を「舞鶴引き揚げの日」とする条例を制定し、歴史の継承に取り組んでいる。

 イベントは3部構成で、シベリア抑留・引き揚げ▽引き揚げ者を受け入れた舞鶴市民の歓迎▽未来への継承-がテーマ。シベリア抑留体験者や引き揚げ者の手紙や手記、舞鶴市民の記録など同記念館の収蔵資料を使用し、NHK京都放送局のアナウンサーが朗読する。所蔵資料を使った朗読会は初めて。引き揚げの現実と家族のつながり、市民の心を伝える。

 当日、同記念館内の「ベルカフェ」で販売される「援護局・お帰りなさい御飯」は「コンビーフのすき焼き」(700円)「小アジの天ぷらとカレー汁」(同)の2種類。「舞鶴地方引揚援護局史」(昭和36年刊行)に記録されている同24年、33年の夕食の献立を再現した。それぞれ15食を販売する。

 イベントは無料だが、別途入館料(大人300円、学生150円、市内在住・在学の学生は無料)。問い合わせは同記念館(0773・68・0836)。

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