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「アーツ前橋」5周年 住友館長に聞く 地域密着、美術品にこだわり

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 「ふだん美術館に来ることがない人にも見に来てほしい」との思いもあるが、1階展示場は開館当初から無料で開放している。「お金を払わなくても芸術に触れられる機会を作りたい」という信念があるからだ。

 「人間でいえば、まだ5歳。美術館としては始まったばかりです。ただ、見えてきたこともある」

 地元商店街から声をかけられ、5周年を記念して今月4日まで開催した「つまずく石の縁-地域に生まれるアートの現場」は地域密着にこだわってきた成果だ。

 過去に前橋で滞在制作を行った10組のアーティストが、商店街の店舗などを使って展示。ガイドブックは、これまで館のイベントに関わってきた地元のデザイナーたちが作った。「5年たつと、ここまでできるようになるんだ」と感慨深かった。

 来館者については当初、「美しい物やきれいな作品を好む30~50代の女性が『ヘビーユーザー』となる」と考えていた。しかし、蓋を開ければ、館外でのツアーパフォーマンスや体験型や参加型の展覧会が多かったためか、性別に関係なく、さまざまな年代層の人が繰り返し来館してくれるようになった。いい意味で「裏切られた」といえる。

 休館日(水曜)などには、学校単位で来館する子供たちが市民ボランティアと対話しながら作品を鑑賞する「おしゃべりアートツアー」で、芸術の素晴らしさを肌で感じてもらっている。

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