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「幸せを祈る人の力に」 滋賀・西方寺で襖絵制作始まる 画家・安積さん、住み込みで作業

襖絵の制作を行う安積由里子さん(左)と牧哲玄副住職
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 草津市青地町の西方寺(さいほうじ)で襖絵(ふすまえ)制作が始まった。絵を通じて地域の人に宗教の世界観を感じてもらうのが狙いで、住み込みを条件に依頼を受けた栗東市の画家、安積由里子さん(40)は「絵を描くことで、幸せを祈る人の力になりたい」と日夜、筆を走らせている。完成は来年3月の予定だ。(杉森尚貴)

 西方寺は「地域に開かれた寺にしたい」という牧達玄(まき・たつげん)住職(67)の考えから、法要以外にもボーイスカウト活動に裏山の敷地を開放するなど、地域とのつながりを大事にしてきた。

 息子の牧哲玄(てつげん)副住職(38)も地元の人を集めたヨガ教室やマルシェ(青空市)などを開催。「お寺離れが進んでいるが、寺には大きくて歴史のある建物もあり、先人のさまざまな考えや意匠に触れられる。地域の人に愛される場所にしたい」と話す。

 襖絵制作は催しだけでなく、「寺の施設自体も身近に感じられるような作りにしたい」という哲玄副住職の思いがきっかけだった。

 西方寺の本堂に隣接する会館には、法要の際に僧侶が控える「慈思の間」や一般参拝者らが使う「誓願の間」などがあり、それぞれの部屋に仏教的な意味が込められている。その世界観を参拝者に感じ取ってもらうために美術の力を借りようと、同寺で開催されるマルシェに出店していた安積さんに襖絵制作を依頼した。

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