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京都府立鴨沂高の伝統「さらに発展」 3年半かけ改築整備終了、竣工式で生徒ら決意

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 約150年の歴史を持つ府立鴨沂(おうき)高校(京都市上京区)で3年半かけて進められてきた耐震化に伴う改築整備が終了し5日、講堂で竣工式が行われた。在校生を含む関係者約900人が出席。歴史的価値のある外観を残しながら最新の機器・施設を導入した形で、すでに2学期から授業は行われている。

 同校は華族の子女のための英学校と、技術の習得を目的とした女紅場(にょこうば)が併存して明治5年に開校。大正12年に府立京都第一高等女学校、昭和23年に男女共学の府立鴨沂高校に改称し、現在に至る。

 改修工事では、京都御苑の東隣という場所に配慮し、これまでの歴史景観を形成していた昭和初期に建てられた本館棟や旧図書館、摂関家の九条家ゆかりの正門・茶室などはこれまでの姿を生かしつつ改修を進めた。

 その一方、少人数教室や多目的教室を各階に配置したほか、最先端の電子機器を取り入れるなど学習支援機能も充実。新築の体育棟では水泳競技の拠点校として3メートルまで水深が調整できる室内温水プールを導入した。総工費は約61億円。

 この日、講堂で行われた式典で橋本幸三府教育長が「立派な施設を授業や部活動に積極活用し、充実した学校生活を送ってほしい」とあいさつ。西脇隆俊知事も「これからの人材を育成するためのすばらしい施設ができた」と述べた。

 これに対し、2年生の北村龍章さんが生徒を代表し「これまでの長い歴史の中で積み重ねられた尊い努力を引き継ぎ、輝ける未来に向けてさらに発展させていきたい」と決意を述べた。

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