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【平成のヒーローはこうして生まれた】薩摩剣士隼人(上) ぼっけもんの挑戦 誰もが楽しめるキャラ作ろう

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 その中には、秋田の「超神ネイガー」や沖縄の「琉神マブヤー」のようなヒーローもいた。

 「超神ネイガーは、地元でイベントを積み重ねて知名度を上げた後、テレビ番組となってブレイクした。こちらはまずテレビ番組を目指し、短期間で知名度を上げよう」

 小野は、こう提案した。

 テレビ番組にするなら、キャラに魂を吹き込む「声」が重要となる。ここでも、最適な人材が現れた。尾堂(おどう)公信(50)だった。

 尾堂は鹿児島最大の繁華街・天文館でフードバーを営む傍ら、ミュージシャンやラジオのCMナレーターとして活躍していた。

 「このキャラ、信(のぶ)さんならどんな声を当てます?」

 21年頃、尾堂は知人の音楽プロデューサーから、イラストを見せられた。

 「たぎっていきもんそ」

 低い音の鹿児島弁が頭をよぎり、声に出した。

 尾堂はナレーターとして鹿児島弁を使うとき、高い声を当てていた。「ひょうきんさやずっこけ感が出る」というのが理由だった。

 低く響く鹿児島弁は、薩摩剣士隼人のイメージにぴったりだった。大げさではなく、運命を感じた。

 ほどなくして、声優のオファーが寄せられた。主題歌を歌ってほしいとのリクエストも舞い込んだ。

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