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市内の飲食店関係者ら、綾部むすびで観光誘致を 「通過するだけ」返上

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 綾部市の観光や飲食店関係者らでつくる「綾部観光地域づくり推進委員会」は30日、同市役所(同市若竹町)で、同市の米を使ったおにぎり「綾部むすび」による観光誘致プロジェクトを発表した。府北部では、同市は外国人観光客らが「通過するだけ」(同委員会)との厳しい評価。日本人のソウルフードである「おむすび」で、外国人観光客呼び込みを目指す。

 同市によると、平成29年の府北部5市2町での外国人宿泊客は約5万7千人。このうち約8割が天橋立(宮津市)や伊根町を訪れており、綾部市での宿泊客は約740人にすぎない。

 同委員会の上部組織である綾部観光地域づくり推進会議は昨年12月、外国人観光客らに同市に立ち寄ってもらうため、「食」による観光発信を検討。同市の特産品で「何が良いか」を市民にアンケートで聴いたところ、「米」が最も多かったという。

 同市の米生産量は29年で6820トンと、府内5番目の米どころ。府の「第1回京のプレミアム米コンテスト(29年度)」では同市の農業者が最高金賞を受賞している。昼夜の寒暖差が大きく、山からの水で育てられたことで、甘みとうま味があるとされ、ふるさと納税の返礼品でも一番の人気になっている。

 「綾部むすび」は綾部産の米を使用し、具は自由。同市内の飲食店17店舗が参加し、「黒峰シャモの綾部むすび」や「かしわめし・鮭・昆布・梅・明太子のおむすび」など、多彩なおにぎりを販売する。また、農家民泊の9軒では「おにぎりづくり」の体験なども実施し、米農家6軒もプロジェクトに参加している。

 プロジェクトでは「綾部むすび」のロゴマークやイメージキャラクター「あやむす兄弟」、パンフレット3万部のほか、綾部市のご当地アイドル「cocon(ココン)」が歌うPRソングを制作してアピール。パンフレット(A4判3つ折り)は府北部の観光案内所で配布する。日・英・中・韓の4カ国語対応のホームページ(https://ayabe-musubi.com)での情報発信も行う。

 同委員会は「オール綾部で、交流人口を増やす地域づくりのきっかけとなるように発信したい」と意気込んでいた。

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