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奈良・田原本町が初乗り運賃補助「タワラモトンタクシー」好発進 利用頻度は従来の5倍超

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 田原本町が高齢者や未就学児らにタクシーの初乗り運賃を補助する「タワラモトンタクシー」が快調な滑り出しを見せている。今年7月に制度をスタートすると、70歳以上の高齢者の4割弱が登録。事前予約制だった従来の乗り合いタクシーと比較し、利用頻度は5倍以上に激増しているという。

 町は8年前から、事前予約制の乗り合いタクシー「ももたろう号」を運行。だが、利用は平日に限られる上、乗車する3時間前までに予約する必要があり、「いざというときに使えない」という声が寄せられていた。

 そこで、より多くの人に利用してもらおうと、ももたろう号の問題点を改善。70歳以上の高齢者▽障害者▽母子健康手帳を持っている出産前の女性▽未就学児-らを対象に、タクシーの初乗り運賃(680円)を補助する制度を立ち上げ、「タワラモトンタクシー」と名づけて7月にスタートさせた。

 9月末現在で3021人が登録。年間24枚のチケットが交付される70歳以上の高齢者は、全体の4割近くが登録しているという。7~9月の利用率は48・6%に上り、利用回数は延べ8105回。ももたろう号を運行していた昨年同時期と比べ、利用率は約3倍、利用回数は約5・8倍にもなった。

 チケットを使用できるのは町内に本社を置く4事業者で、車両に貼ったステッカーが目印。町によると、70歳以上の高齢者と未就学児が利用者の約98%を占め、用途は近鉄田原本駅や病院、スーパーへの送迎が多いという。町では「高齢者グループや近所の仲間同士での利用もある。コミュニティーづくりや見守り活動という点でも効果が出ていると思う」と一定の手応えを感じている。

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