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アニメ追い風に水木しげるロード観光客、昨年上回る214万人

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 鳥取県境港市出身の漫画家、故水木しげるさんの名を冠した同市の「水木しげるロード」が7月の新装オープン以来、活況だ。今年の訪問者は214万人(10月14日時点)を超え、既に昨年1年間の約204万人を上回った。新たに始まった妖怪ブロンズ像のライトアップが観光客の心をつかみ、代表作「ゲゲゲの鬼太郎」の新作アニメ放映が4月にスタートしたのも追い風になっている。

 鬼太郎や一反木綿、ねこ娘など177体の像が光に浮かぶ約800メートルのロード。そぞろ歩きする人の姿は午後9時ごろまで絶えない。「来店者も売り上げも例年の2倍」。地酒と土産物を扱う老舗店の店主は話す。

 市によると、訪問者は新装オープンした7月14日から10月14日までで約120万人。水木さん夫妻を描いたドラマ「ゲゲゲの女房」が放映された平成22年に約372万人を記録して以降は減少傾向だった。

 オープン25周年を機に市などが総工費約13億円をかけた改修では、照明を増設し、歩道を拡幅。妖怪影絵を路上に投影する新たな仕掛けも人気だ。新作アニメを見た子供、初期作を知る祖父母や親世代が共に“聖地巡礼”に押し寄せる。

 若手商店主らが今夏、土曜夜市を復活させたことも奏功(現在は不定期開催)。妖怪仮装パレードなど新たな取り組みを官民一体で盛り上げる機運が高まり、夜間営業に二の足を踏んでいた年配店主の心も動かした。境港のクルーズ船寄港回数はほぼ右肩上がりで、米子空港が韓国、香港便を充実させたのも大きい。

 原田幸代・夜市実行委員長(48)は「人情あふれるこの町だからこそ、ロードは成長し続け、田舎の良さを感じに人が来てくれる。お客さんの楽しむ姿が私たちの原動力」と話している。

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