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福島知事に内堀氏再選 「復興創生に全身全霊」

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 28日投開票の県知事選で無所属で現職の内堀雅雄氏(54)が盤石な組織力で、再選を果たした。東日本大震災、東京電力福島第1原発事故からの復興政策を手堅く進めた1期目の実績を有権者が評価し、継続を認めた形だ。

 午後8時すぎに「当選確実」との情勢が伝えられると、約200人の支持団体関係者らが駆けつけた福島市内の内堀氏の事務所は歓声と安堵(あんど)の声に包まれた。

 万歳を終えた内堀氏は、「再選を果たし重責に身の引き締まる思いだ。リーダーとしての自覚を新たにした」と述べ、2期目に向け「全身全霊をかけ福島の復興創生に真正面から取り組む。避難地域の復興再生、県内の産業活性化、少子化対策の3点に力を入れる。復興創生期間後に備え責任を持って国と交渉したい」と決意を新たにした。

 内堀氏は県民調査などでの約80%の高支持率を背景に、1期目の選挙で支持の中核となった国民民主党や立憲民主党など旧民主党勢力に加え、前回知事選で対立候補擁立の構えを見せた自民党県連も今回は、いちはやく支持を決めた。

 これを受け、陣営は選対本部長にJA福島中央会の大橋信夫会長を迎えるなど着実に支持組織を固め、約700団体から推薦を取りつけた。選挙戦も盤石の態勢で終始、優位に進めた。

 一方、新人で共産党県委員長の町田和史氏(42)=共産党推薦=は出遅れがたたり、最後まで浸透し切れなかった。擁立の中心となった同党や県労連などで構成する「みんなで新しい県政をつくる会」は早くから独自候補擁立の姿勢を示していたものの候補者が決まらず迷走、町田氏擁立を決めて発表したのは、告示10日前の今月1日になってからだった。

 いずれも新人で、自営業の金山屯氏(78)は県庁の郡山市移転、教育改革を、IT関連会社社長の高橋翔氏(30)は浜通り地域の観光地化、ベンチャー企業支援などを訴えたが、広がりを欠いた。

 28日午後2時現在の投票率は17・24%で、過去2番目に低かった前回同時刻を3・4ポイント下回った。期日前投票率は17・42%で前回を4・81ポイント上回っている。

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