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十二単の色彩美に感嘆 岡山・真福寺着付けイベント

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 平安貴族の女性の正装、十二単(じゅうにひとえ)の着付けを公開するイベントが、岡山県勝央町勝間田の真福寺境内で行われ、みやびやかな装束の美しさに、訪れた観客約30人が感嘆の声を漏らした。

 「観月会」の中のイベントの一つ。日本の「伝統美」を発信しようと、地元の津山きもの学院が実施した。

 会場では、雅楽が演奏される中、モデルの女性に2人がかりで黄やオレンジ、赤、緑などの鮮やかな色着を1枚ずつ羽織らせていった。実演中は、同学院の井並靜余学院長が「十二単は腰ひも2本だけで着付けられ、重さは全部で約20キロにもなる」と解説。「重ね着の色合いの美しさが十二単の最大の魅力。色彩感覚は世界の中では日本人が一番です」と力を込めた。

 着付けは約30分で完成し、扇子を手にほほ笑む優雅な「平安女性」の姿に観客らが盛んにカメラを向けていた。

 同県新庄村から訪れた農業、坂本浩士(ひろと)さん(27)は「間近で見ることができ感激。着物の美しさと日本人の感性の素晴らしさを再確認した」と話した。

 十二単は現在でも皇室の「ご成婚の儀」などで着られており、井並学院長は「インバウンドを呼び込むイベントとしても今後企画していきたい」と話していた。

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