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山梨県内いじめ認知最多4459件 ひやかし、からかい増加

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 県教育委員会は25日、平成29年度に公立の小中学校や高校などで起きたいじめ、不登校などの調査結果を発表した。いじめの認知件数は、現行の調査方法になった24年度以降で最多の計4459件(前年度比24%増)だった。県教委義務教育課は「各校の児童・生徒への調査回数が増え、ひやかし、からかいなど軽微な事例が増えたため」としている。(松田宗弘)

 いじめが認知された学校は、小学校130校(全体の74・3%)、中学校68校(同81・9%)、高校27校(同73%)、特別支援学校4校(同33・4%)。

 認知件数は小学校3247件、高校196件で、いずれも過去最高を更新。中学校は1009件と2年連続で増加した。特別支援学校は7件だった。

 1校当たりの件数は小学校18・6件(全国15・7件)▽中学校12・1件(同8・1件)▽高校5・3件(同2・7件)▽特別支援学校0・6件(同1・8件)で、小中学校と高校で全国を上回った。

 同課は「小学校ではコミュニケーション能力の不足が、ひやかし、からかいの増加につながった」と分析。高校では「仲間はずれや集団無視が増えた」(高校教育課)という。

 認知件数のうち、「冷やかし・からかい」が小中学校、高校でいずれも6割超を占めた。次いで小中学校で「軽くぶつかる・たたかれる・蹴られる」、高校では「仲間はずれ・集団による無視」が多かった。

 義務教育課によると、29年度に児童・生徒へのアンケートを実施した251校のうち、4回以上実施した学校が43校、1回はゼロだった。24年度は271校で実施し、4回以上が32校、1回は30校だった。1校あたりの回数は増加傾向にあるとしている。

 ◆不登校も増加

 一方、暴力行為の発生件数は小学校48件(前年度55件)、中学校122件(同81件)、高校19件(同18件)だった。中学校で急増した理由について、義務教育課は「暴力行為を繰り返す生徒がいる学校があった」としている。

 不登校を理由に30日以上欠席した児童・生徒は、小学校201人(同149人)、中学校735人(同676人)、高校96人(同100人)の計1106人(同999人)だった。

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