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鹿児島刑務所産の紅茶人気 高品質も品薄悩み

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 鹿児島刑務所(鹿児島県湧水町)で、受刑者が栽培、収穫した茶葉を使った紅茶が人気を呼んでいる。品質は、専門家から「著名な百貨店で販売できる」と高い評価を得た。販売できる量が限られており、法務省は今後、苗木を増やしたい考えだ。

 鹿児島刑務所での茶栽培は昭和27年に始まり、複数の品種を収穫している。紅茶にしているのは「べにふうき」という品種で、栽培、収穫から加工、包装まで全ての工程を同刑務所内で行っている。べにふうきには、目や鼻の調子を整える効果もあるという。

 完成した紅茶は例年、受刑者が作った日用品を展示即売する鹿児島刑務所の「矯正展」などで販売しているが、すぐに売り切れる。今年も11月に販売予定だが、60グラム入りを50袋しか用意できない見通しという。

 茶栽培には数人の受刑者が、近くの作業場に泊まり込んで従事する。茶畑には塀がないので、腰に衛星利用測位システム(GPS)端末を装着しての作業となる。

 法務省幹部は「開放的な環境の中、土に触れることは受刑者に良い影響があり、再犯防止につながると考えている。出所後の農家への就職を期待したい」と話した。

 鹿児島刑務所は、刑期10年未満の男子受刑者約440人を収容する。農場の面積は東京ドーム約24個分で、サツマイモやシイタケも育てている。

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