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チョコでブリの鮮度保持 愛媛県が特許出願、カカオ効果で「長もち」

見た目は普通のブリと同じ。カカオ効果で劣化を抑えた「チョコブリ」
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 愛媛県はチョコレートを用い養殖ブリの鮮度を保つ飼育技術を新たに確立し、特許を出願したと発表した。県の養殖ブリ生産量は全国2位。今後は海外へのブリ刺し身の流通拡大などが期待されている。

 「みかん魚」を開発した宇和島プロジェクト(宇和島市)と県水産研究センター(同)が、昨年10月から、刺し身用として日持ちするブリの養殖技術開発に着手。チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」を出荷前のブリの餌に混ぜることで、通常は2日で褐色に変わる赤身肉が5日間、鮮度を保持したことを確認した。チョコレートは大手菓子メーカーから提供を受けた。

 県ではこれまでに餌にかんきつを加えることで魚の臭さを抑える「みかんブリ」を開発している。みかんブリはかんきつ系の風味がするが、チョコブリはチョコの味はしない。

 化学物質ではなくカカオの抗酸化作用を利用して魚肉の鮮度を保持する効果に焦点を当てた技術で、海外市場への出荷を視野に入れている。他にも応用が可能なため、9月に特許を出願した。

 県水産課は「チョコブリの12月の出荷は可能で、量産化は年度内の予定」としている。

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